青空文庫
未完・・・
真っ白なワンちゃんが、真っ黒になってしまうお話。素直に読めなかった童話でした。
武士の世になる前の、貴族の世の物語、大好きです。 おどろおどろしい人間のありようが、グッときます。
正直、私には理解できていないと思います。 河童の奇妙な暮らしぶりが描かれているお話で、それ自体は難解ではないです。ただ、芥川の意図するところが理解できず、もやもやとした暗さが残った読後でした。
吉川英治の小説に「宮本武蔵」がありますが、その小説を書くにあたっての資料収集や取材、どういうふうに考えて小説にしたかが書かれている随筆があります。 それが「随筆 宮本武蔵」です。 随筆 宮本武蔵 作者: 吉川英治 発売日: 2013/10/22 メディア: Kind…
宮本武蔵の小説と言えば、まずは吉川英治版が挙げられるかと思いますが、私は、これまで読んだことがありませんでした。二刀流の使い手、佐々木小次郎との巌流島の決闘、五輪書、養子の伊織などなど、断片的な事柄を知っているだけでした。 さて、ここ最近、…
「俺たち悪役はつらいよな」 「ウム」 「ま、ロクな死に方しねえだろうサ」 「ウーム・・・・・・」 今回は、吉川英治氏の『鳴門秘帖』(なるとひちょう/なるとひじょう)の感想です。 昭和20年代に、新聞に連載されていたそうです。私が読んだのは青空文庫…
名著が全巻無料で読めるなんて、すばらしい!青空文庫、万歳! と言う訳で、吉川英治氏著の三国志を読破しました。小説の三国志を始まりから終わりまで読んだのは、これが初めてでした。 コンピュータゲームの三国志や、NHKの人形劇三国志(相当古いですね。…
高校の教科書にも採用されているそうで、著名な作品です。私としては芥川龍之介と言えば「蜘蛛の糸」と「羅生門」の2作品が浮かんできます。 陰惨な舞台であるはずなんですが、下人と老婆の人間臭いやり取りによって、この後も、二人とも、まだしばらくは生…
芥川龍之介の有名な短編です。 外から見ていると滑稽ですが、その人にとっては重大な悩みである事は、よくわかります。 それにしても、人間は不思議ですよ。少々見かけが人と違っているだけで、恥じたり誇ったりするんですから。そういう私自身も、その枠組…
今回も青空文庫の中の芥川龍之介の作品より。 芋粥が好きな人の昔話だったっけ?題名は知っていても、どんなお話だったのか、思い出せなかったので、ささっと読んでみました。 感想 食いしん坊な私なので、まず芋粥を食べてみたくてたまらなくなりました。山…
ふと思い立って、青空文庫の中の芥川龍之介の作品を眺めていたのですが、何とも奇妙な題名が目に留まりました。 「あばばばば」 なにこれ? 題名の間違い? ちょwwwおまwww 芥川龍之介と言えば、「羅生門」や「鼻」などの代表作を知っている程度なので…