midqqのブログ

マンガとSF、時々テクノロジー。その他、雑多に書き綴ります。

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重力は幻想かも?? ~ 大栗博司 「重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る」

2018年初のエントリ。随分とブログを更新していなかったことに、自分でも驚いています。 近頃読んだ、サイエンス系の書籍から。 物理学と言えば、原子が原子核と電子で出来ていて、原子核も「なんとか」子から出来ていて、そのなんとかもクォーク?から出来…

幽体離脱は、脳の仕業かも? ~ 池谷裕二 「脳には妙なクセがある」

あなたは、金縛りにあったことがありますか? 私はあります。オカルトのようなものを感じなくもないですが、睡眠時、脳は起きていて体は寝ている、そんな状態の時に発生する生理現象?みたいなものと受け取っています。 さて、今回ご紹介する本、「金縛り」…

爬虫類 vs (腐乱&骸骨)+虫・・・ ~ オーバーロード 6巻 コミック版

コミック版オーバーロード、リザードマン編、そのメイン回です。 リザードマンたちが、ゾンビ・スケルトンなどのアンデッドたちと多対多の死闘を繰り広げます。こう書くと、雑魚モンスターたちの群衆バトル漫画なんて、誰得・・・

(ネタバレあり)パリヤさんの顔芸に、ついついニヤケ顔になっちゃいます ~ 森薫 「乙嫁語り 9巻」

(ネタバレあり。ご注意) コミュ障だけど張り切り屋さんのパリヤさん。乙嫁になれるかどうか、ハラハラドキドキの回です。

議会質問を作る都職員の気持ちが、少しは分かるかも? ~ 「地方自治体に営業に行こう!!」

小池都知事が、「都職員が議会質問を作る慣習を禁止」と、ニュースになっています。 たまたま読んでいた本「地方自治体に営業に行こう!!」のおかげで、都職員の気持ちが少しは分かりました。

半世紀経っても色褪せないSF ~ アーサー C クラーク 「2001年宇宙の旅〔決定版〕」(小説版)

「ブログの説明」に『SF』と書いておきながら、初の感想になります。当ブログの迷走ぶりが伺えますね。

名場面であったろう直前で途切れた物語 ~ 芥川龍之介 「邪宗門」

未完・・・

私も、見事に引っかかった! ~ ブルーバックス 「超常現象をなぜ信じるのか 思い込みを生む「体験」のあやうさ」

まず断っておきますが、タイトルに掲げた本は、超常現象を否定している内容ではありません。 UFO(未確認飛行物体)やUMA(未確認動物)、超能力や占いを信じる人でも、安心して読めますし、蔓延っている似非科学や、宗教と言っても差し支えない科学教的な内…

素直に読めなかった童話 ~ 芥川龍之介 「白」

真っ白なワンちゃんが、真っ黒になってしまうお話。素直に読めなかった童話でした。

誰が地獄へ落ちるべきか ~ 芥川龍之介 「地獄変」

武士の世になる前の、貴族の世の物語、大好きです。 おどろおどろしい人間のありようが、グッときます。

私には、理解できていないと思う ~ 芥川龍之介 「河童」

正直、私には理解できていないと思います。 河童の奇妙な暮らしぶりが描かれているお話で、それ自体は難解ではないです。ただ、芥川の意図するところが理解できず、もやもやとした暗さが残った読後でした。

さらっと読め、万人が想像しやすい題材の経済入門書 ~ もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門

正直、読む前に期待していた内容とは違っていました。キャッチーな題名に騙されますが、副題にある通り、経済入門書です。SFじゃなくて残念でしたが、内容は悪くはなかったです。

小説「宮本武蔵」のできかた ~ 吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

吉川英治の小説に「宮本武蔵」がありますが、その小説を書くにあたっての資料収集や取材、どういうふうに考えて小説にしたかが書かれている随筆があります。 それが「随筆 宮本武蔵」です。 随筆 宮本武蔵 作者: 吉川英治 発売日: 2013/10/22 メディア: Kind…

他の人類が同じ時期に生きていたこともある ~ アナザー人類興亡史

「他の人類が同じ時期に生きていたこともある」 知ってましたか?

電子書籍端末「Kindle」セール情報【期間限定】

”ほぼほぼ”広告エントリですが、備忘も兼ねて書いておきます。 気になった方だけ、どうぞ。 電子書籍端末「Kindle」が、期間限定(~2016/12/12)で特売になっています。 pc.watch.impress.co.jp AmazonのKindle端末販売ページに、プライム会員だと最大約61%…

悩める若き放浪者の物語 ~ 吉川英治 「宮本武蔵」

宮本武蔵の小説と言えば、まずは吉川英治版が挙げられるかと思いますが、私は、これまで読んだことがありませんでした。二刀流の使い手、佐々木小次郎との巌流島の決闘、五輪書、養子の伊織などなど、断片的な事柄を知っているだけでした。 さて、ここ最近、…

まるで映画か、短編小説のような ~ 豊田徹也 「珈琲時間」

2か月ほど前に読んだ蟲師の短編集のなかで気になった作家、豊田徹也さん。 midqq.hateblo.jp Kindle化されているものは、この単行本だけ*1ですが、読んでみました。 すると『まるで映画か、短編小説のような』珈琲の香りがする作品を味わうことができました…

連載雑誌を知って、腑に落ちた ~ 土方悠 「三国物語」 1巻

Kindleには「まとめ買い」というものがあります。 コミック本は、字の本と違って巻数が多くなりがちですから、1冊づつ買うのはそれなりに手間です。また、現実の本屋さんで最新刊を購入したつもりで読み始めたはいいですが、読み終えていた巻が最新刊の一つ…

なんじゃこりゃ!?(驚愕) ~ Kindle Paperwhite マンガモデル発売

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)」マンガモデルが発売!!! 容量が8倍の32GBに! 日本限定発売 マンガのページめくりが33%スピードアップ! そのほか、もろもろマンガ好きにぴったり(Amazon…

おいっちゃんと茶々のふくれっ面に和む日々 ~ 石井あゆみ 「信長協奏曲」 14巻

「はい、そんな顔してもダメでーす。」 サブロー(信長)から窘められて、おいっちゃん(お市)がするふくれっ面、可愛らしくて大好きです。14巻では、茶々のふくれっ面も見られるので、最高です! 信長協奏曲(14) (ゲッサン少年サンデーコミックス) 作…

オーバーロード 5巻 コミック版(ネタバレあり注意)

至高なる御方、アインズ様が真祖シャルティアに完全勝利!!される巻です。刮目して拝読せよ。 と、いきなりネタバレ(笑) ん? リザードマン編? あぁ、そんなのもあったかな。 オーバーロード(5)<オーバーロード> (角川コミックス・エース) 作者: 深山フ…

彼が居た世界 ~ 蟲師 外譚集

『蟲師 外譚集』は、彼(蟲師ギンコ)が居たであろう世界を、普段と違った味で感じることが出来る作品でした。

やっぱ悪役はつらいよな ~ 吉川英治 「鳴門秘帖」

「俺たち悪役はつらいよな」 「ウム」 「ま、ロクな死に方しねえだろうサ」 「ウーム・・・・・・」 今回は、吉川英治氏の『鳴門秘帖』(なるとひちょう/なるとひじょう)の感想です。 昭和20年代に、新聞に連載されていたそうです。私が読んだのは青空文庫…

名将は三度死す! ~ 吉川英治 「三国志」 

名著が全巻無料で読めるなんて、すばらしい!青空文庫、万歳! と言う訳で、吉川英治氏著の三国志を読破しました。小説の三国志を始まりから終わりまで読んだのは、これが初めてでした。 コンピュータゲームの三国志や、NHKの人形劇三国志(相当古いですね。…

ダイヤモンドオンライン 定時で帰る新入社員はトンデモ? 炎上してるってよw

コラムを読んだ私の感想なのですが、入社後の話なので就活生向けではないし、かといって、マネジメント層向けとしても、なんだか中途半端で、どうもしっくりきませんでした。もちろん、これで経営者向けな訳はないし・・・ という事で、興味をそそられたので…

電子書籍読み放題サービス「Kindle unlimited」 ファースト インプレッション

2016年8月3日、電子書籍の読み放題サービス「Kindle unlimited」が日本でも開始されました。 各IT系サイトの記事と、Amazonのサイトをざっと眺めてみたファースト インプレッションを書いておきます。 どんなサービスなのか? ascii.jp Kindle Unlimitedの対…

蟲師 特別篇 日蝕む翳

漆原友紀さんの「蟲師」より、特別篇です。2年ほど前の2014年にKindle版も発売されていて、購入済みだったのですが、ずっと塩漬けにしてました。ふと思い立って、読み始めました。 本編は10巻で完結していますが、同じ世界と登場人物の物語です。時間軸は不…

芥川龍之介 「羅生門」

高校の教科書にも採用されているそうで、著名な作品です。私としては芥川龍之介と言えば「蜘蛛の糸」と「羅生門」の2作品が浮かんできます。 陰惨な舞台であるはずなんですが、下人と老婆の人間臭いやり取りによって、この後も、二人とも、まだしばらくは生…

芥川龍之介 「鼻」

芥川龍之介の有名な短編です。 外から見ていると滑稽ですが、その人にとっては重大な悩みである事は、よくわかります。 それにしても、人間は不思議ですよ。少々見かけが人と違っているだけで、恥じたり誇ったりするんですから。そういう私自身も、その枠組…

芥川龍之介 「芋粥」 

今回も青空文庫の中の芥川龍之介の作品より。 芋粥が好きな人の昔話だったっけ?題名は知っていても、どんなお話だったのか、思い出せなかったので、ささっと読んでみました。 感想 食いしん坊な私なので、まず芋粥を食べてみたくてたまらなくなりました。山…