やっぱ悪役はつらいよな ~ 吉川英治 「鳴門秘帖」

「俺たち悪役はつらいよな」 「ウム」 「ま、ロクな死に方しねえだろうサ」 「ウーム・・・・・・」 今回は、吉川英治氏の『鳴門秘帖』(なるとひちょう/なるとひじょう)の感想です。 昭和20年代に、新聞に連載されていたそうです。私が読んだのは青空文庫版になりますが、6巻構成の長編になります。