IBM Trusteer Rapportが、Microsoft Edgeの更新に追いつけていない件
またもWindows PCネタのエントリです。このブログ、迷走しているねぇ(汗)
さて、Microsoft Edgeが「IBM Trusteer Rapport(Trusteerエンドポイント保護)」のせいでクラッシュする問題について、以前のエントリに書きました。
そのクラッシュする理由が判明したので、ここに記すことにします。白状しますと、随分前に分かっていたのですが、ずるずると時間だけが過ぎてしまい・・・
同じような不具合でお困りの皆さん、情報提供が遅くて、スミマセン。
ちゃっちゃと、答え合わせをします。
Microsoft Edgeの最新版が「IBM Trusteer Rapport(Trusteerエンドポイント保護)」のサポート対象ブラウザになっていないからなのです。サポート対象なのは、EdgeHTML14までだそうです。(2017/12/13時点)
Rapport公式サポートサイトに情報が掲載されてました。
https://www.trusteer.com/ja/edgehtml-15-ブラウザの起動について
そうなんだー。
で、EdgeHTML14ってのは、いつのバージョンなんだと確認してみると、Windows10のAnniversaryUpdate(1607)時点のものだそうな。古いっ、古いぞ、IBM!
それでもって、AnniversaryUpdateは、サポート終了が2018年3月(仮)なんですけど。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet
(参考)Windows10のバージョンとEdgeHTMLの組み合わせ
- AnniversaryUpdate(1607)2016年8月提供:EdgeHTML14
- CreatorsUpdate(1703)2017年4月提供:EdgeHTML15
- Fall CreatorsUpdate(1709)2017年10月提供:EdgeHTML16
これ、実質、Microsoft Edgeは、サポート対象外のブラウザになってますよねぇ~。Rapportが無償提供なのと、まだまだEdgeが発展途上なので、サポート対象ブラウザとして追いつくのが大変なんでしょうか?
他のウィルス対策ソフトと併用出来るから、ダブル防御だ~!なんて感じ(実際に防御力が向上しているかは不明)で、気に入ってるんで、IBMとRapport担当部署(旧Trusteer)には頑張って欲しいですね。
おまけ
以前のエントリ執筆時点ですが、Rapport公式サポートサイトを見ていたのに、これらの情報に気付きませんでした。サポートサイトの各ページの更新日が定かじゃないので、未掲載だったのか、見落としたのか・・・
見落としていたとしたら、かなりの大ポカですね(汗)