midqqのブログ

マンガとSF、時々テクノロジー。その他、雑多に書き綴ります。

Windows10 Creators Update(1703) アップデート覚書

Windows Updateに、Windows10 Creators Update(1703)が来ていたようで、マイPCのWindows10をアップデートすることにした。と言うか、意図せずにアップデートを開始(※)してしまった。※正確には更新プログラムのダウンロードを開始。

その辺の話と、アップデート後に起こったトラブルを書き留めておこうと思う。

ただ、アップデート後3日ほど経つが、今のところ、PCを使う上で支障になるレベルの問題は起きていないことは明記しておく。

Creators Update(1703) アップデートが開始されるトリガー

ペンタブでウミガメ?の写真に落書きしている人物のグラフィック付きのダイアログが立ち上がったら注意しよう

Microsoft Windows10 のヘルプ サイトより」

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4014916/windows-10-choose-your-privacy-settings-for-windows-10-creators-update

PC起動時やWindows Updateの手動実行後に、「Windows10 Windowsの新機能が間もなく利用可能になります」とタイトルにあるダイアログが立ち上がったら、更新プログラムをダウンロードするための確認ステップが始まる。

私の場合、説明文をほとんど読まず、最後の「プライバシー設定を確認してみましょう。」の文言だけをみて、セキュリティーパッチによるものかと、誤解してしまった。この後に書くが、Creators Updateに関する確認ダイアログだったことに、ダウンロード処理を開始させてから気付いて、驚いたということがあった。

ちょっとした?勘違い

Windows Updateを手動実行した際、Creators Update(1703)の更新プログラムが含まれていることに気が付いてはいたが、「Windows10 Windowsの新機能が間もなく利用可能になります」のダイアログが、CreatorsUpdateに関するものだとは思わなかった。

と言うのも、Creators Updateに"更新する"と言う言葉では書いておらず、"新機能が間もなく利用可能"だとか"準備中"と書かれていたからだと思うが、読み飛ばしてしまった。ダイアログ画面の文末にある「プライバシー設定を確認してみましょう。」だけが頭に残り、セキュリティーパッチによるものと勘違いした。後から考えてみると、何故勘違いしたのか不思議なくらいではあるが(苦笑)

プライバシー設定の確認後、「承諾する」ボタンを押すと、「OK」ボタンしかない「ありがとうございます。ここから更新プログラムを処理します」と表示された画面になった。この最終ステップになって、ようやく、Creators Updateに関する確認ダイアログだったことに気が付いた。なんだか最後の種明かしでだまし討ちみたいに感じて、驚いた。

もともと、Creators Updateにするつもりだったので、「OK」ボタンを押したが、もし、アップデートするつもりがなかったとしたら、困ったことになったかもしれない。「OK」ボタンを押す直前では、ダウンロード開始をキャンセルする方法が分からないし、「インストールを開始する前に通知する」と説明書きはあるが、中止できるのかは定かでなかった。実際、次にも書いてあるが、アップデートのタイミングをどうするかの選択肢しかなく、アップデートをしないためには、どうするのかが不明である。

アップデート開始

 ダウンロードが開始され、しばらく(ちょっと覚えていないが1時間くらい?)して、「最新のWindows 機能更新プログラムをご用意しました」の画面が表示された。「今すぐ再起動」、「時刻を選択」、「再通知」の三択。これは、アップデート自体をキャンセルしたい人は困るだろうなと思った。この通知からは、中止する方法が明確ではないからだ。

私の場合、キャンセルしたり、延期する理由もないので、「今すぐ再起動」を選んだ。何回か自動で再起動されて、30分ほどでWindowsログイン画面になった。最初のログイン後にも、更新ステップが発生したが、10分はかからなかったと思う。意外とあっけない。

アップデート後

「Windows10 Creators Updateへようこそ」がMicrosoft Edgeで表示されて、アップデート完了。と言うことで、アップデート作業自体は、スムーズにいった。このエントリが長くなるので、変更点を書きはしないが、一つだけは挙げておこう。

Microsoft IMEだけかもしれないが、日本語入力モードを切り替えた際、画面中央に大きなサイズで"あ"や"A"と入力モードが表示されるようになった。これまでは、タスクバーの小さい表示を確認していたので、見やすくなった。

アップデート後のトラブル

いずれも軽微なものだが、列挙してみる。

  1. 共有エクスペリエンス PC起動後、Microsoftアカウントにログインを要求してくる
  2. esrv.exeの起動エラー
  3. はてなブログ編集 コピー&ペースト ペーストに問題

1.と2.はIntelプラットフォーム、3.はAMDプラットフォームで発生。ただし、2.を除き、プラットフォーム固有のトラブルなのかは未確認。

マイPC環境

Windows10 Home

Intelプラットフォーム機

CPU: Intel i5-6600

AMDプラットフォーム機

CPU: A10-7850K

1.共有エクスペリエンス PC起動後、Microsoftアカウントへログインを要求してくる

発生状況

PC起動後、アクションセンターに、「共有エクスペリエンスを使うために設定が必要だ」と通知が表示されるようになった。(正確な通知内容は覚えていない。)

通知をクリックすると、共有エクスペリエンスの設定が開き、同時にMicrosoftアカウントへのログインを要求された。「デバイス間で共有します」がオフなのに、なぜだかよくわからない。

対処

PCのユーザーはローカルアカウントを使っているのだが、以前、設定かアプリか忘れたがMicrosoftアカウントを使ってログイン設定をしたことがあり、その情報が残ってしまっているせいなのかも知れない。

Windowの設定画面を探すことしばし、アカウント>ユーザーの情報>メール&アプリのアカウント の「他のアプリで使われるアカウント」のところに、その時に使ったMicrosoftアカウントが表示されていた。

そのアカウントを選択すると、「管理」と「取り出す」のボタンが表示されたので、とりあえず「取り出す」を押す。すると、アカウントの情報を消すようなメッセージが表示されたので、「はい」を選んで消してみた。

電源オフ後に、再起動したら、通知が出なくなった。

なお、通知は出なくなったが、なぜだか、同じところに、消したはずのアカウントが表示されていた。再度、「取り出し」で削除したら、今度は表示されなくなった。Microsoftアカウントへのログインは、パスワードを要求されるようなので、これ以上の追及はしないことにした。 少し、もやもやするけれど。

2.ersv.exeの起動エラー

発生状況

PC起動後、しばらくすると、「esrv.exe アプリケーションエラー アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000142)。[OK]をクリックして、アプリケーションを閉じてください。」というエラーメッセージが表示されるようになった。※エラーコードは控えていなかったので、ネットで類似の情報より記載。実際は、違うかもしれない。

esrv.exeは、Intel Driver Update Utilityなどに含まれるソフトウェアらしい。

対処

ググってみると、アンインストールするかアップデートすれば解決するらしい情報を見つける。Intel Driver Update Utilityを使っていたから、アップデート(アンインストール後、再インストール)を試してみる。結果、エラーが発生しなくなった。バージョンが古かったから発生していたようだ。

3.はてなブログ編集 コピー&ペースト ペーストに問題

発生状況

Microsoft Edgeを使った、はてなブログ編集画面で起きる。まずコピー操作の時点では、問題は見えない。コピー操作は、マウス右クリックによるコピーか、ショートカットキーCtrl+Cのどちらでもよい。問題は、ペースト操作時に起きる。

>マウス右クリックによるペースト

英文でショートカットキーを使うようにメッセージが表示され、ペーストできない。

>ショートカットキーCtrl+Vによるペースト

クリップボードの属性情報と思われる余分なテキストを含む文字列がペーストされる。英数字の文字であればよいが、それ以外の文字は文字化けを起こしている。

対処

メモ帳経由であれば、属性情報が含まれたり、文字化けはしない。とりあえず、それで対処しているが、使いづらい事この上ない。そのうち、はてなが対応してくれるだろうけれど。

 

以上、大した情報は記載できていないが、少しでも皆さんのトラブルシューティングのお役に立てれば、うれしい。